靴デザイナーの仕事

最近、靴の話を書いてなかったので。今回は仕事内容について。  

デザイナーの仕事のメインは商品を発表する展示会に向けての商品開発です。
展示会は商品が店頭に並ぶ2~3ヶ月前。
で、展示会に向けて動き出すのが更にその2~3ヶ月前だから・・・
常に半年先をイメージして仕事することになります。

今だと、真冬のブーツ。暑くなるのか寒くなるのか混同しっぱなし。

動きとしては・・・

①来シーズンはどんな物を売っていくか会議。
②木型(ヒールや頭の形)や工場(メーカー)の構成を考える。
③木型やデザインを考え依頼。
④ラフサンプルが上がったら、足入れやラインの修正(一度で決まらないこと多し)
⑤その間に革などの素材を開発したり色展開を考えて
メーカーさん頑張る

展示会

展示会の後も、生産する商品を細かくチェックしたり、検査に出したり。
で、最後は店頭に入る前に、もう一度チェック。

この時、靴や木型、革などを作ってくれるのは全て工場の技術者さんたち。
私達といえば、もうひたすらイメージしたことを伝えて、伝えて、
更に相手を困らせたり、おだてたり、謝ったり、ガンとして譲らなかったり・・・で出来ます。

だから私はもうこの世で一番メーカーさんには頭が上がらない。
ホントに私が逆の立場だったら、こんな小生意気な女のチョロチョロっと描いた絵を
靴になるかっボケ~! ってな事ばっかりだと。

なので、せめて作ってみたい!と思わせる企画を出したいと日々願いながら描いてます。

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靴デザイナーの作り方・5

最近、まったく靴の話を書いておらず、ブログの最初の意図からずれて来たので軌道修正・・・3ヶ月ぶりの「作り方」シリーズ(?)です。

前回まで新人時代の話だったけど、今回は転職の話を。

私は最初に就職した靴問屋から3年半前に転職をして、今はアパレル会社で靴企画をしております。
業界平均だと、この歳で2社って言うのは少ないのかも・・・
まぁ、人の入れ替わりが激しい職種でありながら、毎回居心地良い場所をもらえてると言うことで、これは恵まれてるのではないか???

最初の会社は、いわゆる「老舗」卸問屋。そして今の会社はどちらかというと「新興」アパレルメーカー。
この矢印の向き方は、どっちかというと珍しいかも。転職するときも、周りにアパレルに移った人は居ないし、入った先でも靴問屋出身は珍しがられたし。結構未知の世界でした。
(今は、靴問屋からもどんどん人取ってるケドね。)

靴問屋とアパレル、比べると仕事の内容は全く変わらず。

その昔、他ブランドの先輩の
「アパレルは良いよー。高い素材でもバンバン使えるし、型数も少ないから暇だし・・」
って話を鵜呑みにしてたけど、んな事は無い。いったい何処の情報だったんだろ。
上代が高くても、会社にはそれぞれ原価率って物があるので、今の方が苦労してたりします。

会社の性質に寄るところが多いと思うけど、

①靴問屋に居て良かった事
・社員教育の質が良くて、靴や足についての基礎知識が徹底的に身についた
・お店の情報がリアルタイムで企画まで入ってくる
・時間の区切りがしっかり付けられ、定時上がりや有給が引け目無く取れた
・上等なファイリング術と大人用語的文章力がチョビッと手に入った

②アパレルに入って良かった事
・長~い会議や販売応援が無く、デザイン業務に集中できる
・雑誌類の資料や海外視察など、デザイン・サンプル作成面への
 サポートが寛大
・海外の靴を見る機会が増えて、視野が広がった。
・営業や販売員への口頭プレゼンの場が多く、人前でテンパらず話せるようになった

2つの会社の性質が見事に正反対だから、業種特徴とは言い辛いけど。

①で基本の知識・作法・根性を学ばせてもらって、それが通用するのか?!②で只今実践中・・・という感じです。

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バレンシアガ

2月の日記(http://tu-cc.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_49dc.html)に書いた位
欲しかったバレンシアガのフラットシューズ。
今日なんと社員向けインポートセールに並んでいて破格でゲット出来ちゃいました!縁があったと思うと嬉しい。

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初め伊勢丹で見掛け、後からウチの会社でも扱ってるのを知り…もしやとは思っていたけど。
バッチリ欲しかった色とサイズラスト1足!

当分コレクションアイテムとして外には履かずに眺めることになりそうだけど。

見てたら『この靴にはあんな服あわせて、あんなとこ行きたい』とか自然に思える靴…

次回は特にその辺りを意識して描いてみよう…と思うきっかけとなった1足なのでした。

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神戸・姫路出張

 
24日・25日でまたもや神戸&姫路に出張行ってきました。
今回は泊まりで姫路のタンナー(革のなめし・染色工場)にも。

タンナーに行くのは今回で4社目。(内1社は中国)
今回の工場は中でも一番キレイで大きかったです。

    

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あいにくの大雨。
プジョーは良いけど
エアコン壊れてるし・・・
暑いッス

霧と水しぶき・窓の曇りで
視界不良の高速ドライブ。  

       
  

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この状態で
原皮が入荷する。

ここから
A反B反に仕分け

       

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いわゆる太鼓

この樽に入れて革を染色していく。Resize_of_cimg0687
スポットが当たって前衛演劇の舞台装置みたい。かっこいいなぁ。
  

この工場は太鼓が
10台あるのだ。

サンプル用の
小さい太鼓も3台あり。
  

  

   
   
Resize_of_cimg0696太鼓から出した革を絞って、手作業で伸ばして、乾かす。
特に夏場は辛い仕事です。感謝。   
     
靴を作る現場の更に川上まで遡るたび、新鮮な感動があります。
生き物を加工してるっていう重みも再認識できるし。




・・・これとは別に、神戸の靴、相当レベル高いです。
もちろんまだまだケミカルが主流で、革靴はまだまだ一部だけど。
すんごい事目指して実行してる人達が。
浅草と比べて、現場で働く若い人数が違う。活気があるんです。楽しそう。

神戸市自体の業界へのサポートがしっかりしてるのかな。学生だけじゃなくて企業へも。

そのうち、東京の学校出て、神戸に就職する人も増えてくるんじゃないかな。

 

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アトミック・グリーン

今日は、同じ会社で前に服のデザイナーをしてたお友達に連れられ「アトミックグリーン」さんhttp://www.atomicgreen.jp/の展示会にお邪魔してきました。

パリコレでも活躍するモデルsachiさんがデザイナー。(御本人は不在で残念)
社長も同年代でとても若くビックリしました。

恵比寿のマンションの一室が事務所になっていて、日が差し込む気持ちの良い空間。

プレスの方とお話させてもらったのですが、デザイナーと一緒に工場にも良く行かれるとの事。
「靴が出来上がっていく流れを傍で見ていないと、どういう意図で作ったのかの説明に説得力が出ない」と商品への愛情が伝わってくるお言葉。
いーなー。こんな人が商品PRしてくれたら鬼に金棒だな。

今まで私が持ってたプレスのイメージが変わるくらい感心してしまった。

私達なんてプレスの人とは展示会で商品見せる位で、まともに話したことも無いよ。

今日は、連れて行ってくれたお友達が、ウチの会社を辞めたあと2ヶ月かけて世界を放浪した土産話とアルバムも見せてもらい、刺激を受けた1日でした。
イタリアからスペイン・ポルトガル・ベルギー・フランス・ロンドンなどなど女の子一人、行き当たりばったりに列車とユースホステルで回ったんだそうな。
費用は5~60万で行けたって行ってたけど、、、彼女はボクシングの達人だからねー。

 

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色展ウィーク

ちょっと忙しくて、更新も携帯からです。

今週はラフサンプルの修正をしつつ、色展。
色展=商品の色と素材の展開を考える仕事。
靴の表&裏の革の他、中敷き、ステッチ、底、ヒール、金具のメッキ…等を決めていきます。

前の会社は1デザインのカラーバリエが6〜7色はあったけど、今は3〜4色なんで楽っちゃ楽。
でも型数が少ない分、全型のバランスを見てやり直しが結構あるので意外と時間かかる。

今は色展以外に販促フェア用に靴以外の小物やノウ゛ェルティ等の打ち合わせも入ったりでなかなか進みません…

早くGWにならないかなぁー

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まーいいんだけど。

今日は絵型チェック。部長・MD等などにプレゼンするのだが。

・・・結局、3日間私を苦しめたデザインは無駄となり、最初の「絶対コレ!」でOKと。   ・・・えーっとね。 
悲しいかな、今回の様なシーズントレンド物ってなかなか応用が利かないから、潔く無駄と言い切ってしまおう。冗談じゃなくて20型以上清書したよ。
 
教訓:「自分を信じて、無駄になりそうな所はさらりと流す器用さを身に付けるべし。」

会社員は、こういう無駄に消費しちゃった時間にも給与が貰えるから恵まれてる。

ここから先は「絶対コレ!」を実証するために現物にしていかねば。店頭に出て初めて正しかったかどうかが証明されるので。

22時前、駅前の踏み切り横で、事故?
救急車2台、消防車1台、パトカーも停まってて更にもう1台・・・
担架で一人運ばれてたけど、あんまり緊迫感が無かった。サイレンも鳴らしてなかったし。
なんだろ?
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更にパトカー追加








昨日は下北で、警察がリュックを背負った男の人を見つけては
笑顔で中身チェック!?
物騒だけど、なんだか緊迫感がないんだよね。
気をつけよう。

 

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抜けたー

やーっと、やっかいな仕事が片付いた━━(゜∀゜)━━

たった一型のデザインの為に・・・久々に苦しんだなー。。
3年ぶりくらいかも・・・
土壇場でなんとか、愛着わくデザインが出せました。

じっくり悩んで情報と情報を組み合わせた末ピカーっとくる人もいれば、
私みたいにファーストインスピレーションで突っ切るタイプもいる。
今回、もがけばもがく程深みにはまる事を実感。

今日、社内の尊敬する先輩に聞いてみ
た所
「私も直感派だなー。もう駄目なときは絶対出てこないから途中で辞めちゃうね。」とのことで、少し安心。
その人は一人でいろんなブランドをやってるので、別のブランドの方を考え出して頭を切り替えてみるそう。

・・・とにかく、この先3年位は、このストレスが来ない事を祈ろう。

一段落したら食欲も復活。
ろくなもの食べてなかったので、ずっと食べたかったトマトパスタを作った。
  
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味の濃いミディアムトマトで。








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デザート
練乳あまおう

 

        
                    食べ物が美味しいのは健康のバロメーター!!


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仕事が大変

ずーっと、楽勝ペースで進んできたのに、今週に入って急に立てこんできました。
昨日も今日も23時過ぎ帰宅・・・
夕飯も駅から家までの帰り道に、コンビニのおにぎりを歩きながら食べて終了。

・・・そんな事は、どーでもいい。
デザインが出てこない!くーっ。

こんなことは珍しい。理由は判ってるのだが。(以下独り言)
=自分の中で「絶対これ!」というの答えが出ているのに書き直すのが、とっーーーても気乗りしない。

うーん。本当に私は直感人間だから、煮詰めれば煮詰まるほど正解が遠ざかっていくなー・・・

イメージしたものが溶けないうちに絵に出来ると、修正もすんなりいって、商品も良く上がりヒットにつながるのに。

「絶対これ!」の自信は、アレやコレ・・・今まで成功したものを描いた時と同じ感覚だから、多分正しいハズなんだけど・・・最終的にモノにして店頭に並ぶまで証明できないもんね。。

「去年売れた〇〇と同じ役割で」ってさ・・・
去年はそのとき自分がコレ!と思うのをそのまま描いたんだ-!後付けで役割とが言うなー。


とは言っても、明日の午後までには納得のいくものを出さねば・・・それが仕事だから。

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靴デザイナーの作り方 4

前回までのあらすじ→コスプレ気分で参加した会社説明会で突然筆記試験が始まった!

::::::続き::::::

筆記はSPIテストだったか?後日、本社に呼ばれ作文。あらら?と思ったら、次は社長面談。・・・で気が付いたら内定が取れてしまった

単に、スーツが着てみたかっただけなので、受けたのも一社のみ。

しかし時代は女子学生就職氷河期の真っ只中だったし、せっかく入れてくれるならちょっと覗いてみるか。お金がたまったら専門に入りなおしてもいいし。・・・と思っていた。

入社前に1ヶ月バイトで販売、入社後は更に4ヶ月販売やった後、本社勤務となった。

苦労しないで入っちゃったので、「まーいつ首になってもいいや」という捨て身の姿勢で恐れ知らずの新人だった。

・・・あー、今思うとゾッとするようなことを沢山したなー。

新人研修のグループ討論で先輩達の「中敷詰め込み無理売り販売」の実態を集団告発して、店戻ったら大問題になってたり・・・・

社長に面と向かって「もう商品出してるんだから、いい加減補佐の肩書き取って下さい。」とか。 社長笑ってたけど、他、凍ってたな。

新人は一日2~3枚、社長へのデザイン画提出が義務だったけど、この絵もやばかった。

たまたま私の初めて担当したブランドが独創性を良しとする、珍しいブランドだったことや、当時はインディーズブランドブームでとんでもない「仮装」でウロウロする若者が蔓延してたという背景もあったと思うけど。今の時代感からするとかなり痛い子だったかも。

・・・それは後から考えると正しかったんだけど、本能的に「消費者目線で売上無視したデザイン描けるのなんて今の時期しかないな」というのがなんとなく判ってたのだ。

この仕事を長く続けるつもりは無い、と言い張る一方で、将来この奔放な発想の記録が何かの助けになるかも・・と予想していた。(結局今のところお世話になってませんがね)  

感謝しているのは、当時の先輩もそんな私のデザインの出し方を矯正しなかったし、社長も「これ面白い」と言ってくれた。

スタート地点のあの時に「こんなの現実味が無いし売れない」と御もっともなことを言われてたら・・・10年もこの仕事続かなかっただろう。

続く・・・

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靴デザイナーの作り方 中

今でも不思議なのだが、昔から私のファッション感は、「自分が好きならいいや」というスタンスで、お洒落好きな友達の中でも、どちらかというと「アート担当」。 将来アパレル関係に進むとは周りも本人も予想してなかったと思う。

卒業の年、ウィークリーマンションを借りて映画を撮った。      (これは学校の課題とは無関係で、高校時代の友人を中心とした趣味。) このときも私は脚本・演出担当。衣装やメイク・スタイリングは別の子達のセクションだった。

強制執行で取り壊される前の東大駒場寮で、上映イベントをした時も、同時開催のショーには直接参加せず、カメラで舞台裏の撮影をしていた。・・・常にファッションは私の担当外だったのだ。

そんな私がなぜ靴のデザイナーになったのか?

そもそも就職するつもりが無かった。サラリーマン家庭じゃないので就職への焦りも無く、短大でたらバイトして映画の学校でも行こうか・・・位に思っていた。(実はその時の映画さえも、一時のマイブームに過ぎなかったのだが)

そんな時、付き合いで入った就活室に会社説明会の案内が貼り出されていた。時期が早かったのか、1枚だけ。 たまたまその時履いていた靴の会社だった。

「説明会」→「リクルート」→「スーツ」→スーツ?そうだこれを口実にパンツスーツ買おう。

やはり洋服は好きだったようだ。半場コスプレ的動機で説明会に行くことになった。

 

これが不意打ち。説明会後、前置き無しで突然筆記試験が始まってしまった。

 

続く

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結婚パーティーにて

今日は、会社の先輩の結婚パーティーでした。

新郎のウエディングシューズが、とても素敵だったんで勝手にご紹介。

うちのメンズデザイナーがデザインしたもので「卵」がモチーフだそうです。

今日から新しく出発だから「卵」だそうですが・・・ギミックがあって。

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 式の間は、白いシューズだったのですが。

 2次会になり皆でハサミを入れると・・・・

 

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殻が割れて中から黄身が!!しかもクロコダイル。

すごいのは、この新郎さんに、この靴の茶目っ気やキュートさがピッタリ合ってる。

・・・すばらしい!!

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靴デザイナーの作り方 (番外)

少し間が空きましたが。

靴デザイナーになるまでの歴史を書き始めたけど、なんで美術系に進んだか?は書いてなかった。

私の場合は簡単で「両親が美術系の人だったから」                     

なので、まぁ両親をみて「わー、この人達なんか楽しそう私もこうしよーっと」・・・と思ってしまったのでした。すいません。

人に話すと「芸術一家だね」と珍しがられるけど、美大に入ると同じような人が結構いた。・・・多分、同じように小さいときから両親を見て育って「こりゃいいや」と思ってしまったんだろう。

私の勝手な分類では、美術系に来る人の背景は大きく3グループあって、一つは私の様な2世派。動機が甘いので一番将来が危ういが、DNAか?はたまた英才教育のたまものか?意外と何とかなってる。

もう一つは金持ちぼんぼん派。これは私の周りにはあまり居なかったけど結構多いらしい。・・・いやっ、居た!バイトもしてないのにいいマンション住んでいい服着てる人が!やっぱり芸術は余裕のあるところから生まれるのかも。将来は約束されている。

最後が親に土下座派。親は大反対で、説得を重ねてようやく行かせてもらえた・・・という人たち。反発心か?公務員や医者とか堅い仕事の家の子が多かったりする。

で何故か、靴デザイナーで出会う人はこの「親に土下座派」の人がとても多い。なぜだろう?基本的に覚悟決めて出てきたから、真面目でちゃんとしてるのかな。美大出て親を納得させる仕事は企業デザイナーだから?

・・・単に「親に土下座」が一番多いパターンってだけかもしれません。。私は恵まれてました。

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靴デザイナーの作り方 上

最近、靴デザイナーを志す人が増えてる。レザーフェアでも学生の数や展示が留まる事無く増えていて、果たして受け皿は有るのか心配になる。

        

靴ブームの一方で、靴業界については一般にあまり知られてない。「****研修医」や「**マン」の雑誌編集者みたいにモチーフ化されたドラマや漫画もないし。

私自身何の情報も無いまま業界に入った。 このブログが、そんな将来を目指す人の参考になったら・・・という気持ちがありテーマに「靴デザイナー」を入れていたりするのだが。

       

今回から集中して「いかにして靴デザイナーになったか?」を書いていきたいと思う。

私はこの「その人がどうして今のその人になったか?」を知るのが好きだ。特殊でも、一般的でも必ずどこかに分岐点があったはずで、本人の意思とは又別に、人が導かれていく過程を知るのが面白い。

   

そう考えると私の場合は一般的で面白みに欠けるかも知れないけど。

           

   

高校は普通の公立高校。なぜか周りの友達はファッション系の学校や美大・音大に進む子が固まってた。田舎でお洒落の情報も少なかったから趣味の合う子は貴重だったのと、一応進学校なのにまったく勉強して無かったから肩を寄せ合っていたのかも・・・。

   

とにかく、まず第一の分岐点としてこの時代に出会った友達からファッションやカルチャーの影響を受けてなかったら、確実に服飾デザイナーにはならなかった。ブランドやお店の名前もこのとき覚えたし、手作りもしたし。

      

その後、美術大に進むがファッション方向ではなく、一年中つなぎを着て、チェーンソウや石膏・樹脂でベタベタになるような・・・どちらかというと「ファインアート系」な科だった。  この科を選んだのも「なんとなく立体が好きで、時は60年代ブーム。家具とか見るの好きだったし・・」というとってもファジーな動機だった。このファジーさが将来大切になるとは。

     

ところで、靴業界は狭いしがらみや風習があったりもするが、意外と学歴による差別は他の業界に比べると少ないと思う。年齢や4大・短大専門卒という差よりも、職歴で人を見るところが大きい。(もちろん高卒から成り上がった人にしか判らない努力はあるだろうし、美大や専門卒は企画職に有利だろうけど。)

     

私は短卒だけど、正直学部に編入せず早めに社会に出といて正解!と今でも思ってたりする。

    

靴に関する知識0で入社し、社会に出て一から覚えた。今ほど靴の専門課程の有る学校が少なかったこともあって、スタートラインは、どこの学校を出ていても皆一緒。今考えると教える方も相当骨だっただろう。

    

  

続く

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マノロ・ブラニク衝撃の一言

ネットで見つけた靴の巨匠 マノロ・ブラニクのフラットシューズに対する一言。

「あういう醜悪な運動靴はやめてくれ。臭いし、不潔だ。見た目だって、ちっとも美しくない」「イエス・キリストのサンダルじゃあるまいし。あんなのに足を突っ込むなんて、考えただけでも吐き気がするね」 (VOGUE.COM)https://www.vogue.co.jp/fashion/news/051024_01.html

・・・だそうです。すごいぞ、マノロ!ここまでハッキリしてくれると清々しい。

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プライベートで買った靴

             

今日も仕事で山ほど靴を見て、帰り道にプライベートで買ったバレーシューズ。

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サテン地に大小の スパンコール刺繍

        

    

プロが見ても納得のクオリティなのに一万円でおつりが来るプリティプライスに感動!

やっぱり安くて可愛いのが一番です。

      

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☆靴の選び方☆プラットフォーム編

一応「靴デザイナーの日常」ってサブタイが付いてるんで、この辺で靴のお話をしてみましょう。

さて、ただいまトレンドど真ん中なのが「プラットフォームパンプス」(ストームとも呼ぶ)

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要するに爪先の部分にも厚みのある底が付いているパンプスのこと。     

パンプス以外にサンダルやブーツもあります。(写真はクリスチャンルブタンの靴ね)

 

     

 ヒールが高くても、前も厚くなってるので見た目より傾斜が楽に履けるはず。

 ただし足に合わせて靴が屈曲しないので踵がついてこなくて、スポスポ抜けることも。

 

・・・なので 土踏まずが靴にピッタリ合ったもの や ベルト付き をお勧めします。

 

更に裏事情を一つ。

 

実はこの厚底部分を作るのが、厄介。専用の型を作るのには、とてもお金がかかる!   

・・・ので大抵は、元々材料屋さんにあるものを組み合わせて作りますが、なかなか良い形が無いんです。 

靴本体の形もこれで決まっちゃうし・・・

結局、コストの安い海外で作ることが多くなるのですが。

ケチると、たまーに中身を質の悪いスポンジを削ったものにされてしまうことが・・・・

これだと買ったときは判らないけど、履いてるうちに体重で中身が沈み込んできて、シワが出てきたりします。

そこで買う前にチェック!!

靴を裏返して底面を見てみましょう。

靴の前面の底が全体的に凹んでたりすると要注意!

それは、靴を作る工程で既にパン(厚底部分)の中身がつぶれ始めてる前兆。

しっかりチェックして賢くトレンドをGETしましょ。

あ、ヒールは太くてボリュームがある方が今年はお洒落ですよ☆

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